マッチングアプリのプロフィールを書くとき、
「年収って、書くべきなのかな?」
と迷ったことはありませんか?
数字はとてもデリケートな情報なので、
「正直に書くと印象悪いかな…」
「低いから隠したほうがいい?」
と悩むのも自然なことです。
ただ、年収は“書き方”さえ工夫すれば、
あなたを魅力的に見せる材料になります。
この記事では、
- 年収を書くべきかどうかの判断基準
- 男女の本音
- マッチ率が上がる年収の見せ方
- 書かないほうがいいケース
を、やさしくわかりやすくまとめました。
まずは、あなたの状況に近いところから読んでみてくださいね。
年収は書くべき?男女の本音

マッチングアプリのプロフィールにおいて、年収を記載するかどうかは多くの人が悩むポイントです。
年収を書くことで自分が希望する条件、特に金銭面でのすり合わせがしやすくなります。
ただ、男女ともに「年収は多い方が良い」という人が多く、少ないと感じられる年収を書いてしまうとマッチング率に影響するため、戦略的な判断が求められます。
一方で、将来を共に歩む人とは「お金」ではなく「人間性」を見てほしいと思う人も多いでしょう。
「年収を書くかどうか」は、とてもアドバイスが難しく、メリット・デメリットを考慮して最終的な判断は自分でするようにしましょう。
男性の本音
男性は「数字で判断されるのでは…」と不安に感じる傾向があります。
ただ、女性が見ているのは“金額そのもの”よりも、安定して働いているかどうか という部分です。
女性の本音
女性が年収欄を見る理由は、「価値観が合うか」「将来像がイメージできるか」という安心感のため。
高いから良い、低いから悪いというわけではありません。
マッチングアプリにおける年収設定の実態

年収を設定する人の割合
マッチングアプリで、年収を条件に設定する人の割合を調査した記事を見つけたのでご紹介します。
AMPで記事を読む方はこちら
その記事によると、年収を条件に設定する人は、男性は3割に対して女性5割という結果に。

年収は気になります!
出産前後は働けないし、子育て中は欠勤や早退で給料減っちゃうだろうし。
もしもの時に慌てない年収だといいな

物価高だし、子供の教育費問題もあるからね。
2馬力で働けると、将来の備えもできるから収入は知りたいよね
年収を設定する人の理由
| 男性 | 女性 |
|---|---|
| 仕事をしているか知りたい | 仕事をしているか知りたい |
| 金銭感覚が合うか知りたい | 余裕があるか知りたい |
| 知っていると安心 | 知っていると安心 |
| 将来に期待できるか知りたい | 生活できるか知りたい |
| 生活できるか知りたい | 金銭感覚が合うか知りたい |
| 自分との釣り合いが気になる |
このアンケート結果を見ると、男女ともに「働いているかどうか」を知るための数値としてみているようです。
昭和世代は「男が働き女は家」という風潮にあり、私が住んでいた田舎では「夫婦共働きは珍しい」状況でした。
現在は物価高であったり、○○不足など生活に不安を覚える出来事が増えています。
さらに、夫婦のあり方など、様々な考え方が変わってきています。
どちらかに依存した生活ではなく「お互いに支えあう」関係をもち、「安定した生活」を保つために年収を条件に設定するのではないでしょうか。

きちんと働いてる人のほうが安心できるよね。
それと金銭感覚が合う人がいいから、同じくらいの年収か多いくらいの人が理想。

頼ってくれるのは嬉しいけど、あてにされるのは嫌だな。
贅沢はしなくてもいいけど、カツカツの生活は避けたい、普通が一番!
年収を書いたほうがいいケース

年収を書くメリット・デメリットは、その人の実際の年収にもよると言えるでしょう。
先に述べたように「安定した生活」をするにはある程度の収入は不可欠です。
メリット・デメリットを考慮し、正直に書くか、濁して書くかを判断しましょう。
見栄を張って多く年収を書いても、必ずバレます。
安定感をアピールしたい
「きちんと働いています」というメッセージになります。
信頼感や安心感を与え、真剣度が伝わりやすくなります。
結婚を意識した出会いを探している
婚活目的のアプリでは、年収未記入は逆に不利です。
年収を書くことで、相手に自分のライフスタイルを想像してもらいやすくなり、条件重視の相手とのマッチング率も上がるでしょう。

おおよその年収を知っていたほうが「これからのこと」をイメージしやすいです。
年収を書かないほうがいいケース
- 高すぎると「遊び目的では?」と警戒される
- 低すぎると「結婚後の生活が不安」と思われることも
- 事実と異なる記載はトラブルの原因に
見栄を張りたくなる
盛った数字はすぐにズレが出てしまい、信頼を失います。

嘘はバレますよ。
金融業と接客業の経験があるからなのか、勤務先や職種、話す内容などでおおよその年収が予想できます。
マッチング重視ではなく気楽に使いたい
日常的な出会い目的なら無理に書く必要はありません。
ただ、軽い気持ちで対応していると、いずれ相手にも不誠実さが伝わります。
男女別|年収記載に対する本音と期待

女性側の本音
すべての女性が「高年収」を求めているわけではありません。
実際には、“安定していて、真面目に働いていること”が重要視されており、過度に盛った年収はかえって不信感を招くこともあります。
男性側の本音
男性側では「収入を記載することで条件目当ての人が寄ってこないか不安」「本音を言えばあまり知られたくない」という声が多く聞かれます。
ただし、正直に書くことで誠実さが伝わり、かえって印象が良くなる場合もあるため、書き方には工夫が必要です。
マッチ率が上がる“年収の書き方”

年収の書き方3パターン
- ◯◯万円〜◯◯万円の範囲で記載(例:400万〜600万円)
- 例:「会社員(年収500万程度)」と簡潔に記載
- やんわりと「平均的な収入ですが、安定しています」と表現
年収は「幅」で書く
アプリにある「◯〜◯万円」の項目を利用するのがベスト。
- 350〜550万円
- 450〜650万円
のように“幅”がある表記は安心感があります。
プロフィールとの整合性を取る
仕事内容や生活スタイルと矛盾がないようにしましょう。
補足の入れ方で印象アップ
「仕事にやりがいを感じています」
「家計をしっかり管理しています」
など、ライフスタイルや価値観を補足する一言があるだけで、年収に対する印象は大きく変わります。
収入額だけでなく、仕事への姿勢や考え方も伝えると効果的です。
年収以外で魅力を伝えるコツ

年収だけでなく、趣味・人柄・価値観・健康意識など、相手が「一緒に暮らしていけそう」と思える要素が重要です。
例えば、「料理が好き」「休日は読書や自然散策が好き」といった情報は、金銭面以外の安心材料となります。
- 休みの日の過ごし方
- 大事にしている価値観
- 就業スタイル(正社員・フリーランスなど)
こういった要素のほうが、実は相手はよく見ています。
まとめ:年収を書くかどうかは「戦略的判断」
年収は“数字そのもの”よりもあなたの人柄・安定感・価値観 を伝えるための材料です。
年収をプロフィールに書くべきかどうかは、自分の目的と出会いたい相手のニーズによって変わってきます。
「真剣な出会いを求めている」「自分のライフスタイルを伝えたい」と考えるなら、年収の記載は一つの有効な手段になります。
無理のない範囲で書きつつ、自分らしさを丁寧にプロフィールに落とし込んでみてくださいね。

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