皆さんは福島県と言ったら、どんな食べ物が思い浮かびますか。白川ラーメン、喜多方ラーメン、など名物はラーメンばかりではありません。
私は胃もたれするお年頃なので、蕎麦が思い浮かびました。
なかでも大内宿のねぎ蕎麦は、食べ方が独特なことで有名です。
大内宿の蕎麦は細麵で、コシがあり食べやすいです。
今日は大内宿でネギ蕎麦を食べたらおいしかったので、おすすめのお店を紹介します。
福島県の大内宿について
大内宿は福島県南会津に位置し、江戸時代に会津若松市と栃木県の今市市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
現在も江戸時代の面影をそのままに、かやぶき屋根の民家が道沿いに立ち並び、この景観を引き継ぐために店舗兼住宅として生活しています。
昭和56年には、国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定された、大変貴重な集落なのです。
大内宿のネギ蕎麦は高遠そば!
大内宿のネギそばは高遠そばといい、辛い大根おろしのつゆで食べる冷たいお蕎麦です。
お箸の代わりに、長ネギ一本で食べなければならず、長ネギは薬味を兼ねていますので、かじりながら食べていきます。
大根が入ったつゆも辛いのですが、ネギも辛いです。
しかも食べると短くなっていくので、蕎麦がうまくすくえなくなっていきます。
皆さん苦戦していらっしゃいましたが、誰が上手に食べられるかワイワイ楽しみながら食べていました。
私は早々にあきらめて、お箸でいただきました。
大内宿のねぎ蕎麦店のおすすめ三澤屋
私が食べたのは「三澤屋」です。
大内宿の街並みに入ってすぐ右側にあります。
11時半頃到着し、受付をしましたがすでに20分待ち。
番号札を受け取り、お隣の酒蔵を見学したり、近くのお店をみてあるいている間にあっという間に順番が来るので、飽きません。
案内された12時には、1時間待ちになっていましたので着いたらすぐに、お目当てのお店で受付をして集落を散策したほうがいいです。
店内は和室で、おばあちゃんちに来たような雰囲気です。
壁面には、そばつゆの器がずらりと展示されていて圧巻でした。
ねぎ蕎麦店のおすすめ三澤屋のメニュー
メニューはいたってシンプルです。
高遠そばは、つゆに辛い大根おろしが入っているので、お子様には厳しいです。
お子様には、店員さんが水蕎麦をすすめていました。
水蕎麦は、自分でつゆの濃さを調整できるので、お子様でも大丈夫と説明されていました。
大内宿のマメコバチについて
軒先に藁の束がぶら下げている住宅が、多くあります。
近づいてみると、なんと葦(あし)でできたマメコバチのお家でした。
マメコバチはミツバチよりやや小さくて、ミツバチの何倍も働くのだそうです。
4月になったら果樹園に設置して、リンゴや桃の受粉に利用され、おいしい果物を育てるお手伝いをしているのだそうです。
大内宿でねぎ蕎麦を食べに行く移動手段は
自家用車、またはレンタカーで行くことをお勧めします。
国道4号から大内宿はきれいな紅葉と山々と青空が見られ、とても美しかったです。
道中はコンビニも少ないので、お手洗いなど心配な方はコンビニを見つけたら、必ず休憩したほうが良いです。
駐車料金は、普通車500円なので良心的な値段です。
11時ころ駐車場付近につきましたが、駐車場の案内待ちが10分くらいありました。
待ち時間にGoogleで検索して、お蕎麦を食べるお店を探したので楽しく待てましたよ。
駐車場からは、山に向かってゆる~く登っていきます。でまた通路は舗装されていませんので、おしゃれ靴は向いていないと思います。
まとめ
福島県の大内宿は文化遺産のかやぶき屋根のおうちが立ち並ぶ、風情のある街並みが特徴です。
大内宿へ行ったら名物の「ねぎ蕎麦」はネギ1本が添えられていて、そのネギ1本を箸代わりにそばを食べ、薬味としてねぎをかじりながら食べていくスタイルです。辛味大根が入っているので、子供が食べるには辛すぎますが、大人には癖になる辛さなので何度も食べたくなってしまいます。
ぜひ福島県に来たときは、大内宿にも足を延ばし「ねぎ蕎麦」を食べて、旅の思い出にしてください。
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