皆さんは福島県と言ったら、どんな食べ物が思い浮かびますか。白川ラーメン、喜多方ラーメン、など名物はラーメンばかりではありません。
自然豊かな福島は、蕎麦も美味しいです。
なかでも大内宿のねぎ蕎麦は、食べ方が独特なことで有名です。
美しい木々の間を車を走らせ、伝統的な家屋の大内宿でお蕎麦を食べるなんて、話題に事欠かないのでドライブデートにおススメです。
大内宿の蕎麦は細麵で、コシがあり食べやすいです。
今日は大内宿でネギ蕎麦を食べたらおいしくて、デートにもってこいだと思ったので紹介します。
福島県の大内宿はどんな所?

大内宿は福島県南会津に位置し、江戸時代に会津若松市と栃木県の今市市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
現在も江戸時代の面影をそのままに、かやぶき屋根の民家が道沿いに立ち並び、この景観を引き継ぐために店舗兼住宅として生活しています。
昭和56年には、国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定された、大変貴重な集落なのです。

大内宿の場所はどこ?
大内宿は車で行った方が便利です。
東京から向かう場合は高速道路・白河インターチェンジで降りて、285号線を通り西郷村を通過していきます。
途中に鉄腕ダッシュで開拓した「TOKIOBA」もあるので、ちょっと見に行ってもいいかもしれません。
〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内
営業時間 8:30~17:00
営業日 月曜日から日曜日
大内宿のホームページはこちら
大内宿のネギ蕎麦は高遠そば!

大内宿のネギそばは高遠そばといい、辛い大根おろしのつゆで食べる冷たいお蕎麦です。
お箸の代わりに、長ネギ一本で食べなければならず、長ネギは薬味を兼ねていますので、かじりながら食べていきます。
大根が入ったつゆも辛いのですが、ネギも辛いです。
しかも食べると短くなっていくので、蕎麦がうまくすくえなくなっていきます。
皆さん苦戦していらっしゃいましたが、誰が上手に食べられるかワイワイ楽しみながら食べていました。
辛い!ネギが滑る!ソバが口に入らない!など、話題には事欠きません。
ぜひドライブデートで訪れてください、二人の楽しい思い出になること間違いなしです。
※もちろんお箸も提供されますので、私は早々にあきらめてお箸でいただきました。
大内宿のねぎ蕎麦店のおすすめ三澤屋は時間が読める

私のお勧めは「三澤屋」です。
大内宿の街並みに入ってすぐ右側に、三澤屋があります。
11時半頃到着し、受付をしましたがすでに20分待ちの人気店です。
大内宿の入り口に近いため、効率よく集落を回れるのでお勧めです。
お店ののれんをくぐり番号札を受け取ったら、大内宿の散策をスタートしましょう。
お隣の酒蔵を見学したり、近くのお店をみてあるいている間にあっという間に順番が来るので、飽きません。
三澤屋の雰囲気はどうなの?

店内はもちろん畳の和室です。
広々とした店内は、おばあちゃんちに来たような雰囲気です。
座卓は、適度な間隔で配置されているので、ゆったりと座れます。
壁面には、そばつゆの器がずらりと展示されているので、皆さん写真を撮られていました。
この圧巻の器の前で二人で写真を撮ったら、良い思い出になりますね。
ねぎ蕎麦店のおすすめ三澤屋のメニュー

メニューはいたってシンプルです。
高遠そばは、つゆに辛い大根おろしが入っているので、お子様には厳しいです。
お子様には、店員さんが水蕎麦をすすめていました。
水蕎麦は、自分でつゆの濃さを調整できるので、お子様でも大丈夫と説明されていました。
大内宿のマメコバチについて

軒先に藁の束がぶら下げている住宅が、多くあります。
近づいてみると、なんと葦(あし)でできたマメコバチのお家でした。
マメコバチはミツバチよりやや小さくて、ミツバチの何倍も働くのだそうです。
4月になったら果樹園に設置して、リンゴや桃の受粉に利用され、おいしい果物を育てるお手伝いをしているのだそうです。
大内宿にネギ蕎麦デートは車がお勧め

自家用車、またはレンタカーで行くことをお勧めします。
国道4号から大内宿はきれいな紅葉と山々と青空が見られ、とても美しかったです。
道中はコンビニも少ないので、お手洗いなど心配な方はコンビニを見つけたら、必ず休憩したほうが良いです。
駐車料金は、普通車500円なので良心的な値段です。
11時ころ駐車場付近につきましたが、駐車場の案内待ちが10分くらいありました。
待ち時間にGoogleで検索して、お蕎麦を食べるお店を探したので楽しく待てましたよ。
駐車場からは、山に向かってゆる~く登っていきます。でまた通路は舗装されていませんので、おしゃれ靴は向いていないと思います。
じゃらんレンタカーでお得にドライブしてみませんか。
まとめ
福島県の大内宿は文化遺産のかやぶき屋根のおうちが立ち並ぶ、風情のある街並みが特徴です。
大内宿へ行ったら名物の「ねぎ蕎麦」はネギ1本が添えられていて、そのネギ1本を箸代わりにそばを食べ、薬味としてねぎをかじりながら食べていくスタイルです。辛味大根が入っているので、子供が食べるには辛すぎますが、大人には癖になる辛さなので何度も食べたくなってしまいます。
ぜひ福島県に来たときは、大内宿にも足を延ばし「ねぎ蕎麦」を食べて、旅の思い出にしてください。
コメント